マーシュ リス マスターセット - Moersch Lith Master Set

  • モデル: LITHMASTER
  • メーカー: Moersch

11,990円

 売り切れ 
あなた専用のリス現像液に混合できる
それぞれの印画紙用*に調整可能な
リスプリント上級者向けの現像液



【特徴】

リスプリントのための現像液です。
約20の異なる印画紙用に調整することができます。希釈率と添加剤により調整可能なため、画像の色調は可変性が高くなります。

*注)全ての印画紙に向くわけではありません。そのため、実験が必要になります。

【希釈】

A液とB液、添加剤D液で10-30ℓの作業溶液が作れます。
希釈(推奨) AおよびB液  : 1+10 - 1+30(原液+水)
希釈(推奨) D液      : 1+4(原液+水)

どのペーパーがリスに向いているのでしょうか?

塩素-臭素-乳剤で、フェニドンのような現像促進剤を含まない、全ての印画紙はリスプリントに使用できます。

簡単なテスト方法

明るい(暗室でない)場所で、B液を印画紙の小片に滴らせます。印画紙上で変化を示さないか、茶色かピンクの薄い染みだけを示す場合、その印画紙は、おそらくリスに使用することができます。黒くなる場合は、その印画紙はリスに向きません。あるいは洗浄した後にのみ、リスに使用することができます。

使用例

水1000ml + A液25ml + B液25ml + D希釈液(1+4で希釈したもの)15-20ml で始めます。
D液を加える前に、(現像液が疲弊して)リフレッシュするときのために100-200mlを取っておいて下さい(下記参照)。

まず、 絞りはできるだけ閉じます。次に、標準プリント(リスでない場合)の露出時間を取得します。そして、リスプリントのために、絞りを3ストップ(例えばf/22 ~ f/8)開きます。我々は6-8分の現像時間を期待しています。

次に、リス現像液に印画紙を浸します。浸している間中攪拌(動か)します。プリントは常に現像液に浸され、乾燥してしまう部分がないように注意してください。また、現像を目で確認する必要があるため、乳剤面が上にくるようにします。

最初は何も起こりません。最初のイメージの輪郭がペーパーに現れるまで、2-4分かかるでしょう。ライト部分に十分なカラーを得るためには、ゆっくりとした現像が必要です。 期待される現像時間の半分が過ぎてもなお、ライトとシャドウ部分の違いは見分けられない状態を示します。シャドウ部分がまだ見えないことが重要です。さもなければ、後であまりにも重いものになってしまいます。

まもなく現像プロセス終了という前まで、イメージはまだフラット(コントラストがはっきり現れていない)でなくてはなりません。
その後、セミキノンが反応を起こします。深いシャドウから始まり、シャドウは広がり、1ゾーンから次へと移動します。現像を中断する適切なタイミングを得ることが重要になります。
終わった?出して!停止して!攪拌!プリントは現像と停止浴の間でドレイン(排出)させないで下さい。そのまま停止に直行してください。

もしあなたが24度まで温度を上昇させる場合、プロセスは結果に影響することなく進めることができます。

基本ルール

より多くの光を印画紙に得ることで、ミドルトーンとライト部分により多くのカラーが得られ、階調はよりソフトになります。多くの光には、高希釈現像液またはより多くの臭素を必要とします。さもなければ、イメージは高速に構築され、シャドウ部は強すぎてしまいます。

各々の溶液を加えることで、以下のような効果があります

A液:より硬い、よりカラフル、より細粒子、より遅い、より短い貯蔵寿命
B液:より柔らか、より色彩を欠く、 より早い、より長い貯蔵寿命
D液:リス効果を遅らせる(よりライトが必要になります)

リフレッシュ(再生)

1ℓにつき3-5回のプリントを行った後は、現像液をリフレッシュ(再生)する必要があります。以下の方法はおすすめです。

スタート時の作業溶液の10%を、同じ希釈(D液は半分)で加えて下さい。 例:水1000ml + A液25ml + B液25ml + D液20mlで始めた場合、加える作業溶液は100ml、D液は1mlになります。

2浴現像テクニック

ハイコントラストのモチーフに、しばしば唯一の解決方法となります。

1浴目:D液の含有量を高くする(ライト部分はOK、シャドウ部分はリスがまだされていません)
2浴目:D液は使用せず、A溶液の含有量を少しだけ高くする。

リス調色

セレン調色は非常にお勧めです。

作業溶液の貯蔵寿命

リス現像液は、トレイの寿命が非常に長いです。
例えば、オープントレイ(20x25cm)、抗酸化剤なしで500mlの作業溶液は、8-10時間保つことができます。

溶液は初期は透明です。使用後はイエローからアンバー色になります。それは現像液が疲弊していることを示しており、現像液をリフレッシュする時です。

濃縮液の貯蔵寿命

A液:ボトル一杯残存の場合8年、半分量残存の場合4年
B液:期限なし
D液:期限なし

内容量 : A現像液 500ml、 B活性液 500ml、D液(添加剤)100ml
製造 :ドイツ製

言語

Japanese  English  

現像時間

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