● 現像薬品をフレッシュな状態で維持する方法

現像薬品を、最長の貯蔵寿命まで新鮮な状態で維持することは重要なことです。

通常、薬品類の保存温度は10-15℃が推奨されます。それらは暗い場所で保管します。
主なポイントは、それら薬品を酸化から守ることです。
その目標を達成するために、いくつかの方法がありますので、以下にご紹介します:

【ボトルをひねる】

保存ボトルがプラスティック製で、ほぼ満杯の状態の場合、あなたはボトルをひねるか圧迫してボトル内の空気容量を減らすことができます。フタはきつく締めておきます。

【ビー玉でかさ上げする】

あるいは、ボトル開口部が十分に大きい場合、ビー玉で液体をかさ上げしてボトル一杯まで満たすことで、ボトル内の空気をできるだけ少なくすることができます。ボトル内に薬品が満たされていない場合、保護ガスの使用をお勧めします。

【保護ガスを満たす】

私の場合でいいますと、いつもは保護ガスでボトルを満たしています。
薬品の保護ガスとして、ブタンガスを使用します。ブタンガスは、ライターのレフィルとして販売されています。
あるいはカセットコンロ用のボンベや、キャンプ用品のガスもブタンガスです。ブタンガスはどこでも手に入れることができます。

写真のように、私はtetenalの保護ガスを使っています
この保護ガスは、ほんの少しの使用(0.5秒くらいのガス充てん)で済みますので、何年間も使用することができます。
ブタンガスは空気よりも重いので、保存瓶内にほんの短時間、シュッと充填することで、ガスがボトル底に入り、ボトル内から空気が追い出されます。
ライターのレフィルにはノズルがついているので、使いやすいのではないかと思います。
コンロ用ボンベなどノズルがついていない場合は、アクアリウムなどを扱うショップなどでチューブを探してみてください
(実際、ノズルのついていないコンロ用ボンベでも、問題なく使用することができます)。
下の写真は、ガスを透過しないタイプのプラスチックボトルに取り付けられたノズル付きの保護ガス缶です。

protection gas

なお、ブタンガスは、プロパンガスよりも引火性の強いものですので、火気のある場所での作業は絶対に避け、扱いには十分に気をつけてください。

【保管容器にガラス瓶を使う】

薬品類は、キャップ内にテフロンシールがついた茶色のガラス瓶に保管するのがベストです。
また、暗室でのガラス瓶保存には明白な危険があることから、これを避ける人たちもいます。

現像薬品には、高度に濃縮されているものがあります。
温度が低くなると、結晶またはフレークが現れる場合がありますが、通常、温度が上昇するとそれらは消失します。

【保存用ボトルの容量サイズを変えていく方法】

新鮮な現像薬品のボトルを開け、現像に濃縮液を初めて使用した後、私は製品が入っていたプラスティックボトルからガラス瓶へ、現像液を移し変えます。
このとき、瓶のフチいっぱいまであふれんばかりに埋めることが大事です。
瓶一杯まで埋めるだけの濃縮液がない場合は、保護ガスを追加します。
そしてボトルには薬品名と日付を書いたラベルをはっておきます。
ガラスボトルの現像液が減ってガラスボトル容量の半分くらいになったら、より小さいボトルに移し変えます。

たとえば、私は250ml、125ml、65mlの3種類のボトルサイズを用意しています。
最初は250mlのガラスボトルに入れて保存し、そこから現像液を使用するたびに保護ガスを充填しておきます。
現像液がガラスボトルの半分くらいまで減ってきたら、125mlボトルに移し替えます。現像液はほとんどボトル一杯まで満たされます。
使うたびに保護ガスを充填して、また現像液がガラスボトルの半分くらいまで減ってきたら、65mlボトルへ移し替えます。
この方法で私は、現像薬品を最大寿命まで維持保管することができています。


Glass Bottles
Glass Bottles

【希釈された薬品の場合】

現像液の貯蔵寿命は、保存条件に左右されます。
希釈されたペーパー用現像剤は、適切に保存された場合、数週間維持することができます。
また現像液が疲弊している場合、当然貯蔵寿命は短くなります。

基本的には、希釈された、あるいは使用したあなたの化学薬品が、どのくらいの期間良い状態を保つかについては、誰も明確な答えを持っていません。あなた自身の細かな貯蔵条件によります。ですから、貯蔵期間については、あなた自身でテストしてみることが大切になります。

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